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2024.10.10
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転倒予防の日~転倒事故に注意しましょう~
10月10日は「転倒予防の日」です。
転倒事故の約半数が住み慣れた自宅で発生しており、加齢に伴って日常生活の中にも転倒事故につながる危険性が高まってくるといわれています。
転倒事故の発生場所として多いのが、『浴室・脱衣所』『庭・駐車場』『ベッド・布団』『玄関・勝手口』で、日々の生活に欠かせない場所となっています。
また、転倒の状況としては『滑る』『つまずく』『引っかかる』と何気ない状況で起こっていることがわかります。
何例か転倒事故の事例を挙げてみますので日々の生活の中でどのような危険が潜んでいるか考える機会にしてみてください(消費者庁ホームページより)
事例①浴室で滑った
自宅にて、入浴中に足を滑らせて転倒。バスタブで脇腹を打撲した。
事例②ベッドからの移動時に
夜間、自宅のベッドからポータブルトイレに移動の際に誤って転倒した。転倒の衝撃で大腿骨を骨折し入院が必要であった。
事例③階段でぐらついて
階段を下りている際に左足首を捻り、そのまま2.3段降りたところバランスを崩して左側の手すりに頭部を打撲。出血が多く救急搬送された。
このように、ただ転倒は大きなけがにつながったり、時には寝たきりの原因や命に関わる状況になる危険な事故です。
10月10日の転倒予防の日をきっかけに、身の回りの危険について今一度考えるきっかけにしたいですね。
明日は、事故防止のためのアドバイスと訪問看護でできることをお伝えしたいと思います♪